建築家 藤森輝信氏|建物 第三弾

〈神勝寺 禅と庭のミュージアム〉

小川先生の今年のゴールデンウィークの連休の旅は「広島・香川・徳島」を気の向くままに楽しんできたようです。

小川先生の旅は、”もう少し予定や計画を立てないものかな?”と私の想像する旅とはレベルが違いすぎてハラハラします。ただ、ここだけは見たいという目標はあるようで、そこを訪れたら後は良い意味で適当に周っているのかな?と思うのですが、わたし的にはいつも、不思議な(わたしだったら絶対にしないような)旅です。

 

今回の小川先生の旅の目標の一つであった、広島県福山市に在する 神勝寺。

建築家 藤森輝信氏が設計された「松堂」を訪れることがメインだったようですが、神勝寺全体の雰囲気に感心していました。

岩山を表現した手曲げ銅板に、近くの山から掘り出した松を屋根の頂点に植えてあるそうです。

周囲の光景と溶け合う建築をテーマに完成した寺務所。

小さな子どもが夢中で砂山を作っている。フッと最後の仕上げにふさわしい木の枝を見つけて嬉しそうに砂山の頂点に挿す…。砂山が崩れないかハラハラしながら崩れるか崩れないかギリギリの大きい枝が砂山の頂点にスクッ!と挿せた瞬間とっても嬉しそうに満足げに眺めている。そんな子どもの笑顔がこの建物を見ていると浮かんでくるのです。

とても個人的な感覚で恐縮です…。

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